2018年10月16日(火)売上報告

税込み営収: ¥66,870
税抜き営収: ¥61,920

回数: 34回
乗車率: 55.94%
最高売上: ¥14,730(浜松町~府中)


15時出庫~11時帰庫

青タン前売上: ¥20,640
青タン中売上: ¥30,600
青タン後売上: ¥15,630


火曜日らしいあまりパッとしない売上。
まぁ、万収が1つ出たから良しとしよう。





久しぶりにキ○○イ乗せた



朝方新宿某所で無線。
ホスト風のイケメン君がご乗車。

「住所入れてもらっていいですか?」
第一印象は大人し目で礼儀正しい感じ。

しばらくすると彼女(?)のところに電話をかけ始めた。
会話をかいつまんでまとめるとこんな感じ。

「いまどこ? え? 聞こえない
聞こえないんだって
声が小さ・・・・・・

マジでもっと大きな声で
声が、声が、声が、声が、

声が聞こえねーんだよぉぉぉぉ!!!!!
マジぶっ殺すぞテメー!!」


先程の大人し目な印象が豹変して
何かに取り憑かれているように
「声が聞こえない」を連呼する彼氏。

何度も彼女から通話を切られてるようだが
しつこくリダイヤルしてる模様。


「なんで出ないの?
ねぇ、なんで?
なんで、なんで、なんで、なんで、なんで?
だから、声が、声が、声が、声が
もう、もう・・・・・・もうっ!!


キー!!!!!
声が聞こえねーっていってんだよ!!!!」

最後の方は感極まってる感じというか
ガンギマリしたマイケル・ジャクソンみたいな声だった。



「ちくしょう、ちくしょう、ちくしょう、チクショウ・・・・・・」
小さく呪詛のような独り言を吐き続ける彼氏。怖すぎる・・・・・・。
と、ふいに

「運転手さん!」
ビクッ!!

「・・・・・・あと何分くらいで着きますか?」
先ほどの死にかけのマイケル・ジャクソンみたいな声とは打って変わって
礼儀正しく落ち着いた口調。

逆にコワい。


そして再び彼女に電話。
「テメー、なんでさっき警察呼んだ?
は? 殴られそうだったから?

は? は? は? は?
何いってんのオマエ?

オレはオマエにされたことで
殴られた以上に心の傷が

う~・・・ぐぐぐg・・・・
っポう!」


マイケルだ!
感極まってマイケルが降臨しやがった!!

そしてまた落ち着いた声で
「運転手さん、あと何分くらいで着きますでしょうか?」

だからコワイって、GAPがコワイって~!
お願いだから警察沙汰は勘弁な。
万が一そうなっても運賃は払ってね!!(切実)

アクセルをベタ踏みしたい衝動にに駆られるも
くねくねとした一通に通勤・通学の人々がワサワサいらっしゃるので
それも叶わず

冷や汗垂らしながら彼女宅へ着きました。
「あ、オレ。今付いたから♪」
やけに上機嫌。

都市伝説のリカちゃん電話よりもコワイ。

「おりてこいよ~
降りてこいっていってんだろ~

ねぇ、おりてきてよ
お~ね~が~い~♪

テメー!
早く降りてこいっていってんだろ~


運転手さん待たせんなよ!!!」


やめて! オレを巻き込むのやめて!!

ほどなくして顔面蒼白の若い女の子が万札持って降りてきました。
私が細い路地を切り替えして彼らの姿がバックミラーに消えるまでは
Kサツの姿は見えなかったので穏便に済んでればいいなと思いつつ
再び新宿へ戻ったのでした。